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工房案内

埼玉県熊谷市の閑静な住宅街に宇野千代きもの横田染色工房はあります。

概要

■名称 有限会社横田伊三郎
■設立 明治20年
■工房 埼玉県熊谷市宮町1丁目136(熊谷税務署東隣)
TEL.048-521-2412 FAX.048-522-8739
■代表 横田透
■E-mail unochiyo_sensyoku@yahoo.co.jp

歴史

熊谷染めの先駆者といわれる初代横田治三郎が明治20年におこした工房で屋号を「形治」という。多くの子弟を育成し熊谷染め発展の礎となった歴史があります。昭和33年、3代伊三郎のときより宇野千代さんの専属工房となり多くの「宇野千代きもの」を生み出している。現在4代透は「宇野千代きもの」のほか草木染めや藍染めの作品の制作にも励んでいます。また、平成9年より染色教室を開催し、染めることの楽しさを皆様に体験していただいています。

工房紹介

左は戦後すぐに建て直した木造の古い工房の外観です。それ以前の建物は昭和20年8月14日の熊谷空襲で焼失してしまいました。

右が工房の内部です。頭上には長い樅の木の1枚板でできた型板がたくさん吊してあり、奥の壁には丸刷毛が沢山かけてあります。丸捌毛は用途により大中小とあり、色ごとに使い分けるので沢山必要になります。きもの自体の需要が少なくなったため丸刷毛の需要の少なくなり、丸刷毛のような染色道具を造る職人も少なくなっています。

工房の周辺

熊谷税務署
熊谷聖パウロ教会

   

道を隔てた西隣が熊谷税務署です。確定申告の時期にはとても混雑します。

南にあるのが熊谷聖パウロ教会です。大正8年建築の古い総煉瓦造りの建物で文化庁の登録文化財に指定されています。趣のある建物で時々テレビドラマや映画の撮影がおこなわれています。